
読書の前後も栞ります
読書ステータスが一目でわかる、栞(ページ)つきのブックカバーを制作しました。しおりの意義を再考し、そのはたらきを拡張する試みです。
制作期間 | 2日間(2020.11) |
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制作体制 | 個人制作 |
スキル |
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読書の前後も栞ります
読書ステータスが一目でわかる、栞(ページ)つきのブックカバーを制作しました。しおりの意義を再考し、そのはたらきを拡張する試みです。
制作期間 | 2日間(2020.11) |
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制作体制 | 個人制作 |
スキル |
栞が読書に一旦「間」をおくものだとすると、典型的な栞(紐や短冊状の紙)の代わり空白のページを挿してみてはどうだろうと考えました。そこで、本文同等の大きさの紙を栞としてみました。ただし、存在感がかなり強く、読み途中でない時は栞の居心地が悪そうに思われました。
そこで、読書前・読了までも示す栞の提案に至りました。栞を表紙の手前にもっていくと「未読」を、裏表紙の後にもっていくと「既読」を表します。「未読」と「既読」の位置関係は、本の中に入っていても機能します。
ある本が、読む前なのか、読み途中なのか、あるいは読了しているのか…といったステータスは、その本を手に入れて久しいと、忘れることすらあります。そんなステータスが、本棚から取り出した瞬間に、持ち主でなくてもわかったら面白いと考えます。